舞台芸術アーカイブ講座 2026~現場ですぐ役立つ、記録保存のスキル~
EPADは2026年度も「舞台芸術アーカイブ講座」を開講いたします。
舞台芸術とアーカイブ、両方を知るEPADならではのアーカイブ講座!
EPADは、これまで数多くの公演映像の収集、権利処理・公開サポートのほか、上映会や教育活用、多言語字幕や情報保障の付与といったアーカイブの利活用も幅広く実施してまいりました。そんなEPAD主催だからこそ、アーカイブを単なる「記録・保存」としてではなく新たな観客との出会いの創出、次なる作品を育むきっかけとして捉えつつ、撮影データや資料管理など「現場ですぐ役立つ」知識をお届けします!
講座監修者の声
舞台芸術の公演資料を整理・保存しておくと作品創造や広報宣伝や助成金申請などに幅広く役立ちます。そこはわかっていても時間がないし面倒だしやり方がわからないし……と
後回しになりがち。この講座はそんな忙しいみなさまにアーカイブのノウハウを効率よく、かつ網羅的に学んでいただけるよう設計しました。リアルタイム講座では受講者同士の横のつながりも生まれ、楽しみながら実践的なスキルを身につけていただけるはずです!(監修 早稲田大学教授 岡室美奈子)
舞台芸術アーカイブ講座2026

講座概要
講座実施期間:2026年11月29日(日)〜12月7日(月)(全4回)
0-0:ガイダンスと顔合わせ
日程:11月29日(日) 14:00~15:30
—受講を通して繋がる!
動画視聴と活動紹介など、受講生同士の交流でアーカイブを学ぶモチベーションをグッと底上げ!リアルタイム講座ならではのキックオフ回。
講師:岡室美奈子(早稲田大学教授)
1-0:舞台芸術アーカイブへようこそ!歴史と概観
日程:11月30日(月)19:00~20:30
—アーカイブを広い視野ではじめよう!
舞台芸術そのものがもつアーカイブ性とは?舞台芸術アーカイブを学ぶための広い視点を共有し、講座全体の道しるべとなる講座。
講師:吉見俊哉(社会学者・國學院大学観光まちづくり学部教授・東京大学名誉教授)
2-0:撮影データの基礎知識
日程:12月4日(金)19:00~20:30
—実は必須の基礎知識!
映像に関する基礎知識をわかりやすく解説。映像データへの理解を深め、現場で起こりやすい事例をもとに、適切に管理・保存するスキルを身につける実践的な講座。
講師:須藤崇規(映像ディレクター)
3-0:おさえておきたいテクニック
日程:12月7日(月)19:00~20:30
—基礎知識から資料保存のテクニックへ!
資料の整理、データの管理、保存の考え方など、記録物をアーカイブ化するために、整理・保管の具体的な方法を学ぶ講座。
講師:本間友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ准教授)
開催形式
リアルタイム講座(全4回・Zoom)
講師への質問や受講生同士の交流もできるオンライン・リアルタイム形式です。講座の感想を共有しながら、アーカイブ活動へのモチベーションを育むことも目指した設計です。
・定員25名
・全講座視聴+アンケート回答をもって修了証を授与
・講座動画の視聴後、講師を交えて質疑応答
・講座のまとめ資料を配布
・アーカイブ動画を共有(リアルタイムで不参加の回もアーカイブ視聴+アンケート回答で出席扱い)
こんな方におすすめ
・舞台芸術に携わっている方(制作者・スタッフ・実演家・アーティストなど)
・劇場や文化施設の職員
・アートマネジメントを学ぶ学生 ・ 演劇部や自主団体の学生 等
受講料
一般:5,500円/U25 :3,300円
※U25は要身分証
※金額は全て税込・手数料不要
参加申込
https://mosh.jp/services/a3f0882e74f141689738f8625b6404e9?openExternalBrowser=1
募集期間:9月1日(火)10:00〜11月20日(金)23:59
・お申込み時にご入力いただいたアドレス宛に受講生専用ページのリンクを送付いたします
・専用ページでは講座資料・URL共有の他、チャット欄を利用して質問やコメントも可能です
講師プロフィール

岡室美奈子(おかむろみなこ)
早稲田大学教授
文学博士。ベケットを中心とする現代演劇とテレビドラマの研究を専門とする。日本演劇学会、デジタルアーカイブ学会、放送番組センター、橋田文化財団理事。文化審議会文化経済部会委員。2013年から23年まで早稲田大学演劇博物館館長を務め、在任中にJapan Digital Theatre Archives(JDTA)や舞台芸術アーカイブ人材育成事業「ドーナツ・プロジェクト」を立ち上げた。2024年12月EPAD理事に就任。

吉見俊哉(よしみしゅんや)
社会学者・國學院大学観光まちづくり学部教授・東京大学名誉教授
1957年、東京生まれ。上演論的アプローチから都市論、メディア論を展開、日本のカルチュラル・スタディーズで中心的な役割を果たしてきた。長く東京大学で教え、同大学大学院情報学環長、副学長、東京大学新聞社理事長、東京大学出版会理事長などを歴任。主な著書に、『都市のドラマトゥルギー』『親米と反米』『大学とは何か』『五輪と戦後』『空爆論』『自己との対話』等、多数。

須藤崇規(すどうたかき)
映像ディレクター
舞台芸術における記録映像ディレクションや舞台映像デザインを手がける。小劇場からホールまで規模の大小を問わず活動し、野外・ツアー型・体験型公演など多様な環境での作品への参加も多い。演出意図を丁寧に汲み取り、新しい鑑賞体験を創造している。記録映像上映会「ANTIQU」を企画・開催。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒、同大学院修了。現在は同大学で非常勤講師を務める。合同会社小声代表。

本間友(ほんまゆう)
慶應義塾ミュージアム・コモンズ准教授
慶應義塾大学大学院(美学美術史学)修了後、同大学アート・センターにてアーカイヴの運営、展覧会の企画、地域連携プロジェクトの立案を行う。2018年より慶應義塾ミュージアム・コモンズの立ち上げと運営に携わる。現在アート・アーカイヴ、ドキュメンテーション、学術情報の文化イベントを通じたディストリビューションに焦点を当てた研究と実践を行っている。
「舞台芸術アーカイブ講座2025」
オンデマンド講座 配信中!
「舞台芸術アーカイブ講座2026」は、前年度の「舞台芸術アーカイブ講座2025」と内容が連続しています。2026年度のみの受講でも問題ありませんが、より深く学んでいただくために、2025年度のオンデマンド講座の併せてのご視聴をおすすめしています。気になるテーマやご自身の課題に合った講座を「1講座」からでも、舞台芸術アーカイブを多角的に学ぶ機会として「まとめて」でも、ぜひご視聴ください。
講座紹介
1.基礎
1-1:舞台芸術アーカイブのいま
舞台芸術の特性からアーカイブすることの意義、そして活用への課題までを公共的な視点から幅広く学ぶ。特に劇場や組織でのアーカイブには欠かせない基本的な視座を扱う基礎講座。
講師:志村聖子(ライデン大学客員研究員)
1-2:権利処理入門
著作権、著作隣接権、肖像権といった「権利処理」の基礎を、現場に即した具体的なフローや事例を用いて分かりやすく解説する。全ての舞台人必見の内容!
講師:福井健策(弁護士・ニューヨーク州弁護士・骨董通り法律事務所代表、一般社団法人EPAD代表理事、日本舞台芸術ネットワーク常任理事)
1-3:おさえておきたい基礎知識
そもそもアーカイブとは?言葉の定義、整理を進めるための基礎知識から、具体的な資料整理のポイントまで、初心者にもわかりやすく実践の土台が学べる講座。
講師:本間友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ准教授)
2.実践Ⅰ
2-1:公演記録のノウハウ~制作編~
収録の発注からアーカイブ化を見据えた場合の工夫など、現場の実感を交えながら制作プロデューサーと撮影者の対談形式でノウハウを深く掘り下げる。
講師:坂本もも(範宙遊泳プロデューサー/ロロ制作)、須藤崇規(映像ディレクター)
2-2:プロセスの記録
制作中、様々な立場で生み出される創作資料はどのように保存されていくのか。「アーカイブ」という言葉の堅さをほぐす、演出家とアーキビストによる対談形式の講座。
講師:河井朗(演出家)、本間友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ准教授)
3.実践Ⅱ
3-1:公演記録のノウハウ~記録映像編~
公演映像の編集は「翻訳」⁈「めんどくさいは幻想」⁈ クリエイターと撮影者の言葉から見えてくる、上演を映像で記録するために現場で役立つ知識と活用事例が詰まった対談形式の講座。
講師:山本卓卓(劇作家・演出家・俳優。範宙遊泳代表。)、須藤崇規(映像ディレクター)
3-2:レッツ資料整理!
デジタルとアナログそれぞれのアーカイブの専門家と俳優による講座を、実際の収蔵庫からお届け。メタデータの作成や物理資料の管理までノウハウが凝縮された「使える」講座!
※公演情報を記録できるフォーマットを差し上げます
講師:石本華江(慶應義塾大学アート・センター土方巽アーカイヴ)、三坂恵美(EPAD事務局/Booster)、辻村優子(俳優)
*講師プロフィールは「舞台芸術アーカイブ講座2025 講座ページ」よりご覧いただけます
受講料
1講座:1,500円
7講座セット:9,000円
※金額はいずれも税込
視聴申込
https://confetti-web.com/@/donuts_course(カンフェティ Streaming Theater)
・定員なし
・講座内容をまとめたハンドアウトを配布
・オンデマンド配信のため、講師への質疑応答はなし
申込み終了:2027年2月14日(日)23:59
配信終了:2027年3月16日(火)23:59
※視聴用ページ初回ログイン後、720時間視聴可能
※配信期間が先に終わる場合はその前に視聴を終えてください
予告・対面講習会開催!
舞台芸術アーカイブ講座 対面講習会
「現場からアーキビストに聞いてみよう!~メタデータ作成も学べます~(仮)」
アーカイブについてのお悩みを相談しながら、メタデータ作成も学べる対面講習会。12月都内にて開催!
講師:本間友(慶應義塾ミュージアム・コモンズ准教授)、三坂恵美(EPAD事務局/Booster)
司会:臼井隆志(ファシリテーター)
監修:岡室美奈子(早稲田大学教授)
【お問い合わせ】
舞台芸術アーカイブ講座
dounuts.info@epad.terrada.co.jp
【「舞台芸術アーカイブ講座2026」スタッフ】
監修:岡室美奈子(早稲田大学教授)
トータルアドバイザー:須藤崇規
映像制作:合同会社小声
撮影:三上亮、宮田真理子
デザイン:三浦佑介
協力:早稲田大学演劇博物館、STUDIOマドノソト
企画制作:EPAD事務局(辻村優子、木下京子)
助成:文化庁 人材育成・収益化に向けた舞台芸術アーカイブ化推進支援事業
主催・運営:一般社団法人EPAD







