【イベント】Performing Arts Base 2025 参加|EPAD 舞台公演映像 見本市
一般社団法人 緊急事態舞台芸術ネットワークが東京舞台芸術祭 2025期間中に開催する
「Performing Arts Base 2025」(通称:PAB)にて、EPADでは「舞台公演映像 見本市」を開催します。
PAB は東京国際フォーラムの地上広場を中心に、2025年10月2日(木)に前夜祭を開催したのち、10月3日(金)〜5日(日)の3日間開催され、
人気演目の短編野外公演・パフォーマンスから舞台芸術のおしごと体験、トークセッション・シンポジウムといった多彩で様々な視点から楽しめる 20を超えるコンテンツを、どなたでも無料で観覧・参加いただけるイベントとして開催されます。
そこで、EPADでは、「舞台公演映像 見本市」として、このPABに参加し、舞台芸術アーカイブの理念を広く共有し、その利活用の可能性を提示します。
舞台公演映像の「収録」「上映」「活用」をテーマに、多様な立場の人々とともに未来の舞台芸術の姿を探ります。

EPAD 舞台公演映像 見本市
日程
2025年10月3日(金)〜10月5日(日)
会場
東京国際フォーラム G701会議室
(100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)
プログラム詳細
10月3日(金)高品質収録のための技術共有会

舞台芸術の高品質での収録は、未来にも届くアーカイブを実現するための要となります。
「高品質収録のための技術共有会」では、EPADが実施してきた舞台映像収録の実例をもとに、カメラ設置の考え方、音声の拾い方、編集の工夫といった舞台映像収録を、現場・技術目線で共有します。
これから収録に取り組む予定の舞台芸術関係者、収録関係者、制作担当者の方々にとって、現場で活かせる知見を得ていただける場となることを目指します。
<スケジュール>
13:30〜14:30
トーク①「『舞台映像作品』という創作」
講師:須藤崇規(合同会社小声)
聞き手:脇坂兵吾(EPAD事務局 収録サポート)
<対象>舞台芸術関係者、特に、小規模団体の創作関係者・制作担当者などを対象としたトークとなりますが、EPADの活動にご興味がある方や舞台芸術の収録にご興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。
15:00~16:30
シンポジウム「舞台公演を映像に残すとは~映像制作者からの声~」
登壇者:吉田麻子(舞台映像協会理事/株式会社ビスケ) 清藤 寧(元NHKプロデューサー) 須藤崇規(合同会社小声) 竹崎博人
司会進行:坂田厚子(EPAD事務局)
<対象>どなたでもご参加いただけます。
17:00〜18:00
トーク②「次世代映像メディア8Kの可能性と活用について」
講師:清藤 寧(元NHKプロデューサー)
聞き手:脇坂兵吾(EPAD事務局 収録サポート)
<対象>舞台芸術関係者、特に、8K技術に関心をお持ちの方、高画質収録を検討されている主催者などを対象としたトークとなりますが、EPADの活動にご興味がある方や舞台芸術の収録にご興味のある方など、どなたでもご参加いただけます。
<10月3日(金)申し込み>
無料・要予約(定員あり)
下記フォームより、ご予約ください。
https://forms.gle/vkZeH9XGqnMdkLBu5
10月4日(土)「舞台映像上映 Reライブシアター」体験試写会

舞台芸術作品を「観に行く」から「やってくる」へ。
EPADが推進する「舞台映像上映 Reライブシアター」は、定点カメラによって収録された舞台映像を劇場空間で上映する、新たな舞台芸術の鑑賞スタイルです。
今回は、実際の定点映像作品を20分ずつご覧いただける試写会を開催。劇場での上映を想定し、その魅力や観客体験を共有します。
あわせて、上映スキームのご紹介や導入のご相談も可能です。
アーカイブを未来に活かす第一歩として、ぜひこの機会をご活用ください。
<対象>
舞台芸術関係者(創作に関わる方、劇場関係者、公立文化施設関係者など)
教育関係者
アーカイブ機関関係者
映像・配信・上映の関係者
EPADの活動に興味がある方、など
ぜひ多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
<スケジュール>
第1部
13:00〜13:15 説明会
13:15〜14:15 定点映像視聴
14:15〜14:30 質疑応答など
第2部
16:00〜16:15 説明会
16:15〜17:15 定点映像視聴
17:15〜17:30 質疑応答など
<定点映像上映作品>
第1部
イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』/2024年 東京芸術劇場 シアターイーストにて収録
ヨーロッパ企画『来てけつかるべき新世界』/2024年 本多劇場にて収録
蜷川幸雄七回忌追悼公演『ムサシ』/2021年 彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて収録
第2部
こまつ座『母と暮せば(2024ver)』/2024年 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて収録
椿組2024年夏・花園神社野外劇 『かなかぬち』〜ちちのみの父はいまさず〜/2024年 花園神社 境内特設ステージにて収録
ケムリ研究室 no.3 『眠くなっちゃった』/2023年 世田谷パブリックシアターにて収録
<10月4日(土)申し込み>
無料・要予約(定員あり)
下記フォームより、ご予約ください。
https://forms.gle/J63FS8bgz1Vo3eiF9
10月5日(日)舞台映像 アーカイブシアター

舞台芸術のアーカイブは、記録であると同時に、新たな舞台芸術との出会いの入り口でもあります。
この日は、複数カメラで収録・編集された作品を上映し、感想をシェアする場を設けます。
舞台芸術をきっかけとした交流の場として、「舞台芸術の地図」としてのアーカイブの可能性を体感いただける1日です。
<スケジュール>
第1部
12:00〜14:35 舞台『未来少年コナン』上映
第2部
16:00〜17:45 二兎社『ザ・空気 ver.3 そして彼は去った・・・』上映
※開場は上映開始の20分前を予定しております。
※上映後は感想などをシェアできる場をご用意しております。(参加自由)
<対象>
第1部
12:00〜14:35 舞台『未来少年コナン』
どなたでもご覧いただけます。
※未就学児童の方につきましては、上映中にほかのお客様の鑑賞を妨げることのないよう、保護者の皆さまにご配慮をお願い申し上げます。
第2部
16:00〜17:45 二兎社『ザ・空気 ver.3 そして彼は去った・・・』
※未就学児の入場はご遠慮ください。
<作品詳細>
舞台『未来少年コナン』


原作:日本アニメーション制作「未来少年コナン」(監督:宮崎 駿 脚本:中野顕彰 胡桃 哲 吉川惣司)
演出・振付・美術:インバル・ピント 演出:ダビッド・マンブッフ
脚本:伊藤 靖朗 音楽:阿部 海太郎 作詞:大崎 清夏
出演:加藤清史郎 影山優佳 成河 門脇 麦 宮尾俊太郎 今井朋彦 椎名桔平 ほか
1978年に宮崎駿が初監督したアニメーションシリーズ『未来少年コナン』を舞台化。
日本ではミュージカル『100万回生きたねこ』や村上春樹原作の『ねじまき鳥クロニクル』などを手掛け、その唯一無二の空間演出で観客を魅了し続けているインバル・ピントと多彩なクリエイターダビッド・マンブッフが共に演出を担当。コンテンポラリーダンス、歌や音楽、美術、衣裳、照明などを巧みに操り、芸術的かつ身体的な表現で創る新しい舞台芸術作品。
[2024年 東京芸術劇場 プレイハウスにて収録/製作:株式会社ホリプロ]
二兎社『ザ・空気 ver.3 そして彼は去った・・・』


作・演出:永井 愛
出演:佐藤B作 和田正人 韓英恵 金子大地 神野三鈴
あるニュース番組の内容が次々に改変させられる異様な状況を描いた『ザ・空気』(2017)、国会記者会館の屋上を舞台に、日本独自の“記者クラブ制度”に着目し、メディアと政権の癒着に迫った『ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ』(2018)に続く、“空気”シリーズの第三弾。
再びテレビ局を舞台にした本作は、混迷を深める社会状況や現実の政治とシンクロしつつ、今の日本の“空気”をリアルに再現し、権力によるメディア支配、報道の自己規制が機械的に再生産されていく様子を恐怖と笑いの中に描きます。
[2021年 東京芸術劇場 シアターイーストにて収録/製作:二兎社]
<10月5日(日)予約>
無料・要予約(定員あり/自由席)
9月23日(火)12:00〜予約受付開始(先着順)
下記フォームより、ご予約ください。
https://forms.gle/UyLfh2Lmt2rQb4Rz5
10月3日(金)〜10月5日(日)「舞台芸術映像視聴トライアル」展示・体験会
期間中、ガラス棟7F ラウンジでは、EPADが収集した公演映像を教育活用する取り組み「舞台芸術映像視聴トライアル」の展示・体験会を開催します。
*デモ体験は事前予約をお勧めしますが、当日空きがあれば予約なしでも体験していただけます。
👉 舞台芸術映像視聴トライアル個別体験予約(教育・舞台芸術関係者向け)
お問い合わせ
EPAD事務局
info@epad.terrada.co.jp
主催:一般社団法人EPAD
共催:一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワーク
助成:文化庁 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業







