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2025.06.20

【イベント|上映】EPAD Re LIVE THEATER in PARCO~時を越える舞台映像の世界~


PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025
EPAD Re LIVE THEATER in PARCO~時を越える舞台映像の世界~
2025年7月23日(水)~27日(日)PARCO劇場

 
EPADが目指すのは「記録された舞台芸術を、未来へとつなぎなおす」こと。
「舞台公演映像」と「劇場空間」を掛け合わせた試み、それが「EPAD Re LIVE THEATER」です。この夏、PARCO劇場で、アーカイブから生まれる舞台芸術との新たな出会いを見つめます。
 
EPADは2020年から、舞台芸術の資料収集・デジタルアーカイブ化、そして利活用のサポートに取り組んできました。2023年度からは、その活動の一環として、劇場での上映会に本格的に取り組んでいます。「劇場空間」で観る「舞台公演映像」は、高画質で収録された定点映像を用いることで、まるで俳優たちが目の前にいるかのような錯覚をもたらします。編集を施さない定点映像だからこそ、生の舞台に触れたときに感じる、あの特別な臨場感や高揚感を追体験できるのです。さらに、誰かと肩を並べ同じ時間を共有する—— そんなひとときも、劇場ならではの楽しさではないでしょうか。
 
EPADは、Re LIVE THEATERを通して、アーカイブされた舞台公演映像と舞台芸術の新しい形を皆さんとともに探していきたいと考えています。消えゆく舞台芸術を未来へとつなぐために——「アーカイブ」と「上映」が出会う、新たな5日間。ぜひ、EPAD Re LIVE THEATERにお立ち合いください。
 
★同時開催★
PARCO デジタル・アーカイブ・シアター 2025<PARCO アーカイブ作品上映>

2025年7月12日(土)~21日(月祝) PARCO劇場
詳細はこちら
 

上映日程

2025年7月
24日(木)18:00
ケムリ研究室 no.3 『眠くなっちゃった』(上映時間:190分+途中休憩15分あり)
 
25日(金)18:00
<PARCO&EPAD 特別上映企画>
ピーター・ブルック生誕100周年記念 
ピーター・ブルックの『マハーバーラタ8K修復版』 ※8K世界初上映

詳細はこちら
 
26日(土)12:00
【ユニバーサル上映】蜷川幸雄七回忌追悼公演『ムサシ』(上映時間:160分+途中休憩15分あり)
※上映後、関連企画あり
 
26日(土)18:00
【ユニバーサル上映】東京芸術劇場『気づかいルーシー』(2022)(上映時間:95分)
 
27日(日)14:00
イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』(上映時間:125分)
※アフタートークあり
 
27日(日)18:30
こまつ座『母と暮せば(2024 ver)』(上映時間:100分)
 
※7月23日の上映作品は後日発表予定
 

会場

PARCO劇場
(150-8377 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 8F)
 

アフタートーク

7月27日(日)14:00
イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』

 
出演|
前川知大(『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』脚本・演出)
福井健策(弁護士、EPAD代表理事)
聞き手:濱田元子(毎日新聞論説委員兼学芸部編集委員)
 
『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』の脚本・演出を手がけた前川知大さんが登壇。小泉八雲との出会いや本作の創作背景について語っていただきます。ともに登壇するのは、EPAD代表理事であり、イキウメの作品世界を長年にわたって追い続けてきた福井健策。聞き手は、舞台芸術を長く取材し、発信してきた毎日新聞の濱田元子さん。舞台作品を映像で記録・保存し、劇場で共有することの意味とは? 作品とアーカイブ、その両面から「舞台芸術を未来へつなぐ」可能性を見つめます。
 
※アフタートークは、該当回の上映会のチケットをお持ちの方がお入りいただけます。アフタートーク単体でのご予約は承っておりませんので、あらかじめご了承ください。
 

ユニバーサル上映

EPADとバリアフリーな劇場体験を目指す「THEATRE for ALL」があらゆる人にひらく豊かな鑑賞体験。
今回は、7月26日(土)上映作品『ムサシ』と『気づかいルーシー』にて開催します。
 
7月26日(土)12:00
蜷川幸雄七回忌追悼公演『ムサシ』

<鑑賞サポート>
バリアフリー字幕、音声ガイド
※上映後、ゲストを迎えて観客のみなさんと感想を語り合う参加型トーク「みんなでかんじる・かんがえる」も開催。手話通訳が入りますので、手話通訳が見やすいお席をご希望の方は、「チケット取り扱い」欄の該当フォームより、チケットのお申し込みをお願いいたします。フォームからのお申し込みが難しい場合は、お電話でも承りますので、お気軽にご連絡ください。
 
7月26日(土)18:00
東京芸術劇場『気づかいルーシー』(2022)

<鑑賞サポート>
バリアフリー字幕
 

鑑賞サポート(バリアフリー字幕、音声ガイド)の利用について
「HELLO! MOVIEアプリ」からバリアフリー字幕、音声ガイドをご利用いただけます。ご鑑賞前に、お持ちのスマートフォンなどの端末でアプリ、作品データのダウンロードをお願いいたします。お座席位置は、各プレイガイドで購入いただいた指定の席となります。
 
※スマホスタンドはお貸し出しがございます。受付でお声がけください。(数量限定/ご鑑賞当日先着順)スマホスタンドのお持ち込みも可能です。
※スマートフォン、イヤホンのお貸し出しはございません。
※アプリの使用方法でお困りの際は会場スタッフまでお声がけください/お問い合わせください。
 
「HELLO! MOVIEアプリ」ダウンロードはこちら

 

チケット料金(全席指定・税込、完全入替制)

一般:1,500円
U-25:1,000円
※U-25…ご鑑賞日当日25歳以下の方のみ対象。各公演数量限定、一般発売より販売開始。
公演当日「受付」にて、生年月日がわかる身分証をご提示ください。座席指定券と交換いたします。複数枚ご購入いただいた場合も、連番でのお席へのご案内が難しい場合がございます。
 
<対象作品>
7/24(木)18:00 ケムリ研究室 no.3 『眠くなっちゃった』
7/27(日)14:00 イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』
7/27(日)18:30 こまつ座『母と暮せば』
※7/23(水)の上映作品は後日発表予定
 
【ユニバーサル上映】 無料(要予約)
<対象作品>
7/26(土)12:00 蜷川幸雄七回忌追悼公演『ムサシ』
7/26(土)18:00 東京芸術劇場『気づかいルーシー』(2022)
 
※ユニバーサル上映は「イープラス」のみでの取り扱いです。
※プレイガイドにおいて、システム手数料(220円)と発券手数料(110円)が発生いたします。スマチケご利用の場合は、スマチケ利用料(330円)が発生いたします。
 

チケット取り扱い

一般発売日:6月28日(土)
 
●イープラス
https://eplus.jp/epadtheater/
※ユニバーサル上映は「イープラス」のみでの取り扱いです。
 
●チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/epad-re-live-theater/
 
上映会は、舞台前方にスクリーンを設置しての映像上映です。
お席位置によっては、映像の見え方が変わります。
 
【7月26日(土)12:00 限定/手話通訳が見えるエリア・チケット】
7月26日(土)12:00の回のアフタートークには手話通訳が入ります。
手話通訳が見やすいお席をご希望の方は、以下のフォームより、チケットのお申し込みをお願いいたします。フォームからのお申し込みが難しい場合は、お電話でも承りますので、お気軽にご連絡ください。
https://forms.gle/5LhVN7YYGspqKqEo6
 
【車イス スペース】
あらかじめご観劇券(チケット)をご購入・ご予約の上、以下のフォームよりお申し込みをお願いします。
車イスをご利用のままでのご観劇をご希望のお客様は、専用スペース(ご購入席よりも後方になる場合がございます。あらかじめご了承ください。)へご案内させていただきます。スペースには限りがございますので、お早めにご連絡をお願いします。
 
【ヒアリングループ(磁気ループ)】
ご利用を希望されるお客様は、あらかじめご観劇券(チケット)をご購入・ご予約の上、以下のフォームよりお申し込みをお願いします。
ヒアリングループ対象座席エリアには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。あらかじめご了承ください。空き状況は、チケットご購入前に一度お問い合わせいただきますと確実です。
受信対応機器をお持ちでない場合は劇場にてイヤホンタイプの受信機を無料で貸出ししておりますので、ご入用の際はお申し込み時にお伝えください。
貸出時に保証金として1,000円を一時お預かりいたします。保証金は返却時にご返金いたします。
ご観劇日当日は「受付」までお申し出ください。
 
車椅子スペース・ヒヤリングループ対象席 お申込みフォーム
https://forms.gle/4hYkFV2fE7YwrsWs7
 
<チケット・鑑賞サポート・車椅子に関するお問い合わせ>
MAIL:ticket@gorch-brothers.jp
TEL:080-7724-5673(平日13時〜17時)
 

上映作品

7月24日(木)18:00
ケムリ研究室 no.3 『眠くなっちゃった』 

撮影:桜井隆幸

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:緒川たまき 北村有起哉 音尾琢真 奈緒 水野美紀 
近藤公園 松永玲子 福田転球 平田敦子 永田崇人 
小野寺修二 斉藤 悠 藤田桃子 依田朋子/
山内圭哉 野間口徹 犬山イヌコ 篠井英介 木野 花
 
上映時間:190分+途中休憩15分あり
2023年10月 世田谷パブリックシアターにて収録
<2023年製作:キューブ>
 
劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチと、俳優・緒川たまきの二人が主宰するユニット 「ケムリ研究室」の第三弾公演。 “近未来を舞台にした大人のための寓話”をテーマに、20世紀初頭のヨーロッパを思わせるような懐かしさと異質な未来感、終末感が混在する不思議な世界の中で、恐ろしくどこか儚い人々の姿が描かれた。圧倒的な映像効果とステージングを駆使した緻密な演出で退廃的なディストピアの世界を立ち上げたケムリ流・異色のSF劇。
 
蜷川幸雄七回忌追悼公演『ムサシ』【ユニバーサル上映】
7月26日(土)12:00

撮影:田中亜紀

作:井上ひさし(吉川栄治「宮本武蔵」より)
オリジナル演出:蜷川幸雄
演出:吉田鋼太郎
音楽:宮川彬良
出演:藤原竜也 溝端淳平 鈴木 杏 塚本幸男 吉田鋼太郎 白石加代子 ほか
 
上映時間:160分+途中休憩15分あり
2021年9月 彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて収録
<2021年製作:ホリプロ>
 
本作は故・井上ひさし氏が書き下ろし、故・蜷川幸雄氏の演出により2009年に初演された。2016年に亡くなった蜷川氏の七回忌を前に追悼公演として2021年に再演。同年彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督を受け継いだ吉田鋼太郎が「演出」に名を連ねる。オリジナリティ溢れるエンターテインメントとしての評判は国外にも及び、翌年以降ロンドン・ニューヨークを始め世界6か国10都市で上演され、各国の劇評家や観客からも喝采を浴びた。
 
【ユニバーサル上映】東京芸術劇場『気づかいルーシー』(2022)
7月26日(土)18:00

撮影:田中亜紀

原作:松尾スズキ(千倉書房「気づかいルーシー」)
脚本・演出:ノゾエ征爾
出演:岸井ゆきの 栗原 類
川上友里 山口航太 ノゾエ征爾
大鶴佐助 小野寺修二
演奏:田中 馨 森 ゆに
 
上映時間:95分
2022年9月 パルテノン多摩大ホールにて収録
<2022年製作:東京芸術劇場>
 
東京芸術劇場が2015年に初めて制作した、こどものためのオリジナル作品。原作は松尾スズキの文/絵による 『気づかいルーシー』(千倉書房)、脚本・演出はノゾエ征爾。主人公のルーシーと、育ての親のおじいさん、飼い馬が互いに気づかいしすぎるあまりに引き起こす残念な悲喜劇が、オリジナルスコアの生演奏に乗せて、歌あり踊りありで展開する、ほろ苦くも楽しい舞台。2017年の再演に続き、2022年に再再演をおこなった。
 
 
イキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』
7月27日(日)14:00

撮影:田中亜紀

原作:小泉八雲
脚本・演出:前川知大
出演:浜田信也 安井順平 盛 隆二 松岡依都美 生越千晴 平井珠生 大窪人衛 森下 創
 
上映時間:125分
2024年8月 東京芸術劇場シアターイーストにて収録 
<2024年製作:エッチビイ>
 
小泉八雲の『怪談』からの五篇をベースにした、恋愛サスペンス。
旅館に滞在中の作家が語る話と、そこにやって来た警官が扱う事件が奇妙にリンクしていく。
能舞台に擬した様式性のある空間を作り出し、俳優たちはよどみなく物語を運んでいく。
「怪談は怖いだけでなく、畏怖を呼び起こす。そしてその畏怖は、どこか安心をもたらす。ここではないどこかがある、そう信じることができる。日常を、苦しみの中にいる人にとっての避難所となるのだ。 怪談は優しい」(脚本・演出 前川 知大)2025年、ハヤカワ「悲劇喜劇」賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞などを受賞。
 
 
こまつ座『母と暮せば(2024 ver)』
7月27日(日)18:30

撮影:福岡諒祠

原案:井上ひさし
作:畑澤聖悟
演出:栗山民也
出演:富田靖子 松下洸平
 
上映時間:90分
2024年8月紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて収録 
<2024年製作:こまつ座>
 
平和を願うすべての人に捧げる、こまつ座「戦後“命”の三部作」の第三弾。
第一弾のヒロシマ(『父と暮せば』)、第二弾のオキナワ(『木の上の軍隊』)に続き、
祈りのナガサキを舞台に紡がれる母と息子の命の物語。
数々の井上作品を演出してきた栗山民也、劇作家の畑澤聖悟、母・伸子役に富田靖子、息子・浩二役に松下洸平。初演より同じキャスト・スタッフが作品を深めるべく集結し、2024年待望の再々演を果たした作品。
 

EPAD Re LIVE THEATER スタッフ

映像:NHKグローバルメディアサービス、NHKテクノロジーズ
音響:アポロ
EPAD音響:エスイーシステム
舞台監督:北野ひかり(ステージワークURAK)
 
宣伝デザイン:ABEKINO DESIGN
宣伝写真撮影:尾嶝太
 
広報:和田谷洋子
票券:田村美紀
制作:ゴーチ・ブラザーズ
 
主催:一般社団法人EPAD
共催:株式会社パルコ
助成:文化庁 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業
 

本上映会は、文化庁の「人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業」の一環として、一般社団法人EPADが実施する、舞台公演映像の利活用に向けた取り組みです。
EPADでは現在、全国の公立文化施設で劇場のスクリーンを通じて舞台映像を楽しめる上映会を推進しており、この夏から各地での上映がいよいよスタートします。
 
この取り組みは、「地域ごとの文化資源の格差を減らすこと」「舞台芸術に触れる機会が少ない地域にも実演芸術との出会いを届けること」を目指して進めています。
今回は、その全国展開に先立つ“お披露目”ともなる上映会です。新たな鑑賞モデルとしての舞台公演映像の上映の可能性を、ぜひご体感ください。


<注意事項>
※未就学児入場不可
※アフタートークの出演者及び上映スケジュールは予告なく変更となる場合がございます。
※キャンセル・変更、公演中止時以外の払い戻しは一切できませんので、ご了承の上、お買い求めください。天変地異及びそれに伴う交通機関トラブルの場合も、上映が行われた際には払い戻しはできません。
上映が中止になった場合には、公式サイトにて払い戻し方法のご案内をさせていただきます。
※チケットは、紛失・盗難などいかなる場合においても再発行できませんのでご注意ください。
※営利目的によるチケットの購入、譲渡・転売行為は固くお断りしております。
※未成年者は、必ず保護者の承諾を得てからチケットをご購入・ご来場ください。
※公演当日、劇場内の模様を撮影・記録し、公式サイトでのレポート掲載・配信・複製頒布等をいたします。あらかじめご了承ください。
 
<重要>
チケットは正規販売ルート(興行主催者、主催者より正式に販売許可を得たプレイガイド、ファンクラブなど)でご購入いただきますようお願いいたします。 チケットの譲渡・転売、及びそれを試みる行為は、いかなる場合も固くお断りしております。 正規販売ルート以外で購入されたチケットに関しては、その有効性を一切保証されておりません。 転売されたチケットは無効であり、ご入場をお断りさせていただく場合もございますので、ご注意ください。 また、営利目的の譲渡・転売等、チケットに関する不正行為やそれを疑われる行為が発覚した場合には本人確認を実施させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。