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2026.04.23

EPAD2026年度セレクション作品募集

 

――日本の舞台芸術の「地図」をともに描く

EPADとは、舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター(Eternal Performing Arts Archives and Digital Theatre)の略称です。
 
今年度は、公的支援をともなう大規模な募集としては、ひとまず最後となる年です。
2020年の活動開始以来、EPADは舞台公演映像の収集・公開・活用を推進してきましたが、本募集は、現行の形では最後の機会となります。
 
コロナ禍により危機に陥った舞台芸術界に対する文化庁の収益力強化事業の一環として始まったEPADの活動は、多くの方々のご協力に支えられ、この6年間で4,717作品を収集すると共に、政府支援による対価の形で多くの還元を現場に残すこともできました。
日本を代表する舞台公演映像の情報はデータベースとして公開され、その多くは早稲田大学演劇博物館にも収蔵されています。
また、EPADが権利処理をサポートすることで上演団体が配信・上映などをおこなえるようになった舞台公演映像は853作品にのぼり、新たな活用の可能性も広がってきました。
 
一方で、過去の作品を次世代にのこし、世界へと伝える「デジタルアーカイブ」の活動は、クラウドやデータベースの維持だけでも多くの負担を伴うものです。限られた人材や資源の中で支えられている現状では、活動の継続が困難となったり、貴重な資料が失われてしまうリスクもあります。
 
EPADは今後も、舞台芸術業界が自律的に「次世代にのこし、世界に伝える」ことができるしくみの構築を目指していきます。日本の舞台公演映像遺産を未来へつないでいくための努力を続けます。自立事業ですので、世界のほとんどのデジタルアーカイブ活動と同様、今後は対価をお渡ししての収集や公開サポートは難しくなるでしょう。それでも、公的支援と現場の実践を組み合わせた努力を続けたいと思います。
それはいわば、日本の舞台芸術の「地図」を、皆さまとともに描き続けていく営みでもあります。
 
同時に、権利処理をおこなった舞台公演映像を、地域での上映、教育現場での活用、世界への配信、そしてユニバーサル対応など、上演団体とともに多面的に展開し、その収益が現場に還元される動きも引き続き拡げていきたいと願っています。
 
本募集は、対価をお渡ししての収集や公開サポートの、恐らく最後の機会です。
令和7年度補正予算 文化芸術振興費補助金 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業の採択を受け、
今年度は公開サポート、収録サポート、多言語字幕作成サポート、アーカイブを目的とした舞台公演映像の募集をおこないます。
特にアーカイブについては、デジタル化の期限が迫るアナログテープを未来へ引き継ぐ、重要かつ貴重な機会となります。
 
「消えてしまうのは惜しい」「次世代、そして世界に伝えたい」というみなさまの思いを、ぜひこの機会にかたちにしていただければ幸いです。
皆さまからのご応募を、心よりお待ちしております。
 
 
EPADのこれまでの活動について
 
 
今年度は目的別に以下の4つの区分にて募集をおこないます。
 

〈①公開サポート〉

・募集対象作品
舞台公演映像、又は舞台公演に付随するドキュメンタリー作品
※未公開のものであること
※エントリー時点で完成映像であること
 
・エントリー作品数上限
1上演団体あたり2作品まで
 
・募集期間
2026年4月23日(木)~5月19日(火)17時
 
・採択結果告知(予定)
2026年6月30日(火)
 
①公開サポート 募集ページ
 

〈②収録サポート〉

・募集対象作品
舞台公演映像(8K+マルチ録音)又は舞台公演に付随するドキュメンタリー作品
※上演3ヶ月後または2026年12月末までの早い期日に仕様にそった納品ができること
 
・エントリー作品数上限
なし
 
・募集期間
2026年4月23日(木)~5月19日(火)17時
 
・採択結果告知(予定)
2026年6月30日(火)
 
②収録サポート 募集ページ
 

〈③多言語字幕作成サポート〉

・募集対象作品
舞台公演映像
※エントリー時点で完成映像であること
 
・エントリー作品数上限
1上演団体あたり1作品まで
 
・募集期間
2026年4月23日(木)~5月26日(火)17時
 
・採択結果告知(予定)
2026年7月17日(金)
 
③多言語字幕作成サポート 募集ページ
 

〈④アーカイブ〉

・募集対象作品
舞台公演映像、又は舞台公演に付随するドキュメンタリー作品
※2026年9月末までに仕様にそった納品ができること
 
・エントリー作品数上限
1上演団体あたり5作品まで
 
・募集期間
2026年4月23日(木)~7月22日(水)17時
 
・採択結果告知(予定)
2026年8月27日(木)
 
④アーカイブ 募集ページ
 


 

〈説明会〉

EPAD2026年度セレクション作品募集について、以下の日程にてオンライン説明会をおこないます。
 
(1)2026年4月25日(土)
11:00~11:50 ①公開サポート
12:00~12:50 ②収録サポート
13:00~13:20 ③多言語字幕作成サポート
13:30~13:50 ④アーカイブ
 
(2)2026年5月8日(金)
14:00~14:50 ①公開サポート
15:00~15:50 ②収録サポート
16:00~16:20 ③多言語字幕作成サポート
16:30~16:50 ④アーカイブ
 
(1)(2)ともに同じ内容です。説明会はZoomにておこないます。
 
説明会 参加申し込みフォーム


 

〈問合せ先〉

EPAD事務局
info@epad.terrada.co.jp
件名を「EPAD2026年度セレクション作品募集 問い合わせ」としてご連絡ください。
※各区分のエントリーについてのご質問は、①②③④と募集区分を件名に追加してください。
 
 
助成:文化庁 令和7年度補正予算 文化芸術振興費補助金 人材育成・収益化に向けた舞台芸術デジタルアーカイブ化推進支援事業